【2026年最新調査】数学の点数が上がる!? 高校生の3人に1人が実践する「AI家庭教師」術

【2026年最新調査】数学の点数が上がる!? 高校生の3人に1人が実践する「AI家庭教師」術
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こんにちは!現役IT講師のきっちゃん先生です。

「宿題でわからないところがあったら、親に聞く? それとも明日、学校で先生に聞く?」 一昔前なら当たり前だったこんな会話も、今は大きく変わりつつあります。

実は2026年の最新調査によると、受験勉強をしている高校生の約85%が「ChatGPT」などの生成AIを活用しているという驚きのデータが発表されました。もはやAIは「大人の仕事道具」ではなく、「子供たちの必須の文房具」になりつつあるんです。

今回は、株式会社A.ver(武田塾)が発表した興味深いアンケート調査のデータをもとに、「AIを使って成績を上げている子はどう使っているのか?」というリアルな実態と、ご家庭ですぐに真似できる「AI家庭教師術」を解説します!

📊 調査データから見える「今の高校生のリアル」

今回の調査(※1)で、きっちゃん先生が一番驚いた(と同時に「やっぱりな!」と納得した)データがあります。それは、「どの科目で一番AIが役立っているか?」という質問への答えです。

  1. 数学(36.0%)
  2. 英語(23.4%)
  3. 国語(9.0%)

なんと、数学がダントツの1位。しかも2025年の同調査から14ポイントも急上昇しています。

さらに、「具体的にどんな場面でAIを使っているか?」という質問には、「問題の解き方を質問する(55.7%)」がトップでした。 つまり、高校生の3人に1人は「わからない数学の問題があったら、まずはAIに解き方を聞く」という勉強スタイルをすでに確立しているのです。

【引用画像:生成AIの具体的な活用場面】 Q4のグラフ画像:生成AIの活用場面、「問題の解き方を質問する」が2年連続1位

🧮 なぜ「数学 × AI」の相性がこんなに良いのか?

「数学なんて、答えを見ればいいんじゃないの?」と思うかもしれません。でも、数学が苦手な子が本当に欲しいのは「最終的な答え」ではなく、「どうしてその式になるのか?(途中式と理屈)」なんですよね。

「数学 × AI」の相性が抜群に良いのには、明確な理由があります。

  1. ステップバイステップの解説が超絶得意 AIは、論理的な手順を分解して説明するのが非常に得意です。「ここまでは分かるけど、次の一手がわからない」という時に、ピンポイントで解説してくれます。 ちなみに、AIツールにはそれぞれの強みがあります。Geminiは「ガイド付き学習」が得意で、思考を順序立てて伴走するのに向いています。一方、ChatGPTは「あらゆる学びのサポート」として、幅広い質問への対応や柔軟な発想に優れています。 さらに、間違った情報(ハルシネーション)を極力防ぎたい場合は、学校のプリントや教科書のPDFだけを読み込ませて質問できるNotebookLMを活用するのも、正確性が担保されて非常におすすめです(過去記事でも紹介しています)。

  2. 「こんな基礎的なこと聞けない…」という恥ずかしさがない 人間相手(先生や友達、そして親!)だと、「また同じところでつまずいてるの?」と思われないか不安で質問しづらいことがありますよね。AI相手なら、対人ストレスゼロで、自分が本当に納得するまで何度でも「もう一回、もっと簡単に説明して」と聞き返すことができます。

  3. 24時間365日、いつでも待機している 深夜のテスト勉強中。わからない問題にぶつかって手が止まってしまう…。そんな時でも、自宅のPCやスマホに「24時間いつでも質問できる専属の家庭教師」が待機しているのと同じ状態を作れます。

[!NOTE] AIは時々計算ミスをすることがありますが、2026年現在の最新AIモデル(ChatGPTのGPT-4oや、Gemini 1.5 Proなど)は、数学的な推論能力が飛躍的に向上しています。高校レベルの標準的な問題であれば、非常に高い精度で解説してくれます。

💡 【実践】ただ答えを聞くのはNG!最強の「AI家庭教師」活用法

しかし、調査データは「すぐにAIに頼るようになった(58.6%)」「自分で考える力が落ちた(28.8%)」というマイナスの影響(悪影響)も浮き彫りにしています。

ただ問題文をコピペして「答えを教えて」と丸写しするだけでは、当然ながら学力は落ちてしまいます。

では、勉強ができる子はどうしているのでしょうか? 実は今回のアンケートで非常に面白く、かつ希望が持てるデータがありました。それは、「すでに多くの高校生が高いリテラシーを持って、自分で調べてAIを活用している」という事実です。

アンケートの中で「AIに頼りすぎない工夫をしている」と答えた高校生のうち、半数以上が「まず自分で考えてから使う(66.7%)」や「AIの回答を鵜呑みにせず必ず確認する(44.4%)」と回答しています。 ただ答えを丸写しするのではなく、情報が合っているかしっかり調べ、自分の頭で考えるための「思考の壁打ち相手」として使えているんですね。

【引用画像:生成AIに頼りすぎないための工夫】 Q9のグラフ画像:生成AIに頼りすぎない工夫、「まず自分で考えてから使う」「答えを直接聞かずにヒントだけもらう」が上位

この「自分で考える力」をさらに伸ばし、日々の受験勉強や定期テスト対策に取り入れるための、「魔法のプロンプト(指示文)」を2つご紹介します。

魔法のプロンプト①:「ヒントだけ頂戴」作戦

AIに問題を投げる際、最後にこの一言を付け加えます。

【ルール設定】
私は今、自力でこの問題を解こうとしています。
最終的な「解答」や「答えの数値」は絶対に言わないでください。
私が自力で解けるように、最初の一歩となる「解き方のヒント」だけを、基礎からわかりやすく1つだけ教えてください。

これを教え込んでおく(または、ChatGPTの「カスタム指示」機能などに入れておく)だけで、AIは「答えを教える都合の良い存在」から「思考を促すコーチ」に早変わりします。

魔法のプロンプト②:「類題を作って」作戦

わからない問題の解説を読んだ後、「わかったつもり」になるのが一番危険です。理解度を確かめるために、このプロンプトを使います。

今の問題の解き方は理解できました。
本当にわかっているかテストしたいので、今の問題に似た「数字や条件を少し変えた類題」を3問作ってください。
まずは問題だけを出題して、私が答えたら一つずつ丸付けと解説をしてください。

この使い方は、まさに「自分専用のドリル作成ツール」です。苦手なパターンの問題だけを無限に生成できるので、定期テスト対策として最強の威力を発揮します。

🏁 まとめ

今回の調査データから見えたのは、「子供たちは大人が思っている以上にAIを使いこなしている」一方で、「どう使うか(ズルをする道具にするか、優秀な家庭教師にするか)で、学力に大きな差がつき始めている」という現実でした。

ご家庭にあるPCは、単なる動画鑑賞マシンではなく、使い方次第で「超優秀なパーソナル家庭教師」に変身します。

保護者の皆様は、「AIなんて使っちゃダメ!」と禁止するのではなく、「どうやってAIと一緒に勉強してるの? ヒントだけ教えてくれるように頼んでみたら?」と、賢い使い方を促すような声かけから始めてみてはいかがでしょうか?

▼今回の驚きのアンケート結果の詳細はこちら▼ より詳しいデータや他のアンケート項目が気になる方は、ぜひ株式会社A.verのプレスリリースをご覧ください! 👉 【生成AIと受験勉強の実態調査2026】(株式会社A.ver PR TIMES)


参考資料・出典 ※1:株式会社A.ver「【生成AIと受験勉強の実態調査2026】」(2026年1月23日 PR TIMES配信)

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