【実機レビュー】子供用AI PCって実際どうなの?スペックと使用感のギャップを本音で解説
「AI PC」「Copilot+ PC」…最近よく聞くけど、普通のパソコンと何が違うの? 子供の学習用に、そこまでのスペックは本当に必要なの?
そんな疑問を持った編集部(現役IT講師)が、実際に最新のAI PC(Copilot+ PC / Surface Laptop 第7世代)を入手。 教室に通う小学4年生の生徒さんと一緒に1ヶ月じっくり使ってみました。
カタログスペックだけでは分からない「実際の使い心地」や「子供の反応」を、忖度なしでレビューします!
検証したPCのスペック
- 機種: Surface Laptop (第7世代)
- プロセッサ: Snapdragon X Elite (NPU搭載)
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 512GB SSD
- 価格: 約20万円〜
正直、子供用としてはかなり高価な部類です。「高級おもちゃ」にならないかドキドキしながら開封しました。
ギャップ①:AI機能より感動したのは「バッテリー」
「AI PC」というくらいだから、AI機能に期待していました。 しかし、実際に使ってみて一番感動したのは、そこではありませんでした。
バッテリーの持ちが異常に良いのです。
- 期待: AIで宿題が一瞬で終わる!
- 現実: 充電ケーブルを持ち歩かなくていいのが最高!
以前のノートPCだと、プログラミング教室(90分)に行く時は必ずACアダプターが必要でした。 でもこのPCは、朝から晩までYouTubeを見たりマインクラフトをしたりしても、まだバッテリーが残っています。 「ランドセルに入れても重くない(アダプター分が軽い)」というのは、子供にとって最大のメリットかもしれません。
ギャップ②:お絵かき機能「コクリエイター」は子供心を鷲掴み
ペイントアプリに搭載されたAI機能「コクリエイター」。 下書きを描くと、AIがリアルタイムで綺麗な絵に仕上げてくれます。
- 講師の感想: 「へー、すごいね(でも仕事ではあまり使わないかな…)」
- 生徒の反応: 「神!!!」
絵が苦手な子が、「僕も絵が上手くなった!」と大興奮。 適当な線を引くだけで「炎の剣」や「ドラゴンの城」が生成されるので、創造性が爆発していました。 「道具が良いと、やる気も出る」は本当でした。
ギャップ③:マインクラフトは動く?
Snapdragonという特殊なチップを使っているため、「ゲームが動かないのでは?」と心配でした。
- 結果: Java版 Minecraft は快適に動作!
- 注意: 一部の古いPCゲームや、特殊なドライバが必要な周辺機器は動かないことがありました。
一般的な「子供がやる作業(Scratch、マイクラ、動画視聴、ブラウザでの調べ物)」においては、驚くほどサクサク動きます。動作の遅さでイライラすることは皆無です。
結論:小学生にAI PCは「贅沢」か?
正直、「必須ではないが、長く使うなら最高の選択肢」だと思いました。
- 3万円の中古PC: 動作が重く、バッテリーも持たない。すぐ買い替えになるかも。
- 20万円のAI PC: 「ストレスゼロ」で6年間(小学校卒業まで)使える相棒になる。
もし予算が許すなら、子供の「デジタルの最初の体験」を最高のものにするために、投資する価値は十分にあります。 AI機能はまだまだ発展途上ですが、「未来のコンピュータ」に触れている興奮は、プライスレスです。
[備考] ※この記事は個人の感想です。アプリの互換性は購入前によく確認してくださいね。


